12/29浜松へ行き子供達を実家に預けてすぐ駅に向かう。車で行こうかとも思ったが大阪で飲み食いするのに不便だし途中雪の心配もあるから新幹線で行くことにする。直前まで車で行くことも考えていたから予約もしてなかったため、指定席は全て埋まっている。グリーン車だけ空きがあり+8000円の出費だが、たまの贅沢だと思いグリーン車にする。グリーン車なんて乗るのは初めてだ。駅のホームは風もあり異様に寒くマフラーも巻いて重装備。入ってきた新幹線を神さんが携帯のカメラで撮ろうとすると丁度タイミング悪く他の乗客が横切る。しくしく。
グリーン車は足を置くオットマンが付くが席は特別豪華でもなく、おしぼりのサービスや社内販売がまめにきたり、毛布を貸してくれるサービスがあるだけだ。たまには良いがわざわざ高い料金を払ってグリーン車に乗りたいとは思わない。名古屋を過ぎると車窓の風景には雪が増えてきて少し雪も降ってくる。山並みには結構雪があり綺麗だ。東海道新幹線がときどき雪の影響で止まるのも頷ける。時々高速道路も見えるが雪の渋滞も無く順調に流れているようだ。京都を過ぎ程なく新大阪に到着する。まずは難波に遅い昼食を食べに行こう。地下鉄に乗り難波で降りる。ガイドブックで目をつけていた道頓堀の串焼きの店、九志焼亭へ向かう。地図を見ながら探し当てるがどうも暗い。中に入ると店員が申し訳なさそうに夕方5時からの営業だと言う。しょうがない、他にしよう。幾つかの商店街を覗くとさすが食い倒れの町。いくらでも旨そうな店があり人気のある店には行列ができている。
まずはお好み焼きを食べてみよう。少し行列のあるお好み焼き屋(美津の)に並び10分ほどで中に入る。店はカウンターだけで狭い。中に入って20分程で席が空き奥の落ち着いた席に着く。お好み焼き2種類と焼きそばの二人前セットとビールを頼む。山芋だけで小麦粉を使っていないお好み焼きは旨い。さらに甘辛く煮たこんにゃくが入ったお好み焼きを食べ、最後に焼きそばを食べる。どれも旨い。結構お腹が膨れる。次はやはりたこ焼きだ。ちょっと変わった所で、たこ焼のソースが何種類もある店があった。ここで、3種類のたれが付くたこ焼を食べる。結構旨い。もっといろいろ食べたいがとてももう食べれない。暫く商店街を歩き回って腹ごなしをする。
少しこなれてきたところで粉ものだけでなくケーキを食べることにする。アフタヌーンティーというおしゃれな店を見つけ中に入る。紅茶の専門店で色んな種類があり、紅茶の値段はケーキより高いのにびっくりする。客は女性のグループかカップルだけでさすがに男同士はいない。ケーキはどれも美味そうだったが迷った末にナッツとキウイのロールケーキを一つ頼み、私は今まで飲んだことの無い珍しいマスカットティー、神さんはキャラメルティーを頼む。運ばれてきたマスカットティーはマスカットの香りが素晴らしい。紅茶ポットは冷めないように専用のティー・コゼで包んでくれる。ロールケーキはクリームの中混ぜてあるアーモンドが香ばしくて美味い。
ところでトイレに入り気が付いたのだが、トイレはフロアより一段下がったところにあるのが珍しい。ここへ来る前に難波の地下街でもトイレが一段低い場所にあり東京とは違うなと思ったのだ。駅のエスカレーターでも急ぐ人のために東京では右側を空けるが大阪では左側を空けるようにルールがあるようだ。さて、どうしよう。まだ時間はあるがもう食べれそうに無い。早めにホテルに行きのんびりすることにしよう。今日は贅沢にかなりいいホテルを選んだ。USJとも提携しているハイアットリージェンシー大阪という豪華ホテルだ。最寄り駅である南港ポートタウン線・中ふ頭まで行く。駅を出ると埠頭の倉庫街の佇まいでもっと華やかな町をイメージしていたが雰囲気が違う。こんな所に立派なホテルがあるのかと思いながら歩いていくとそれらしい建物が見えてくる。道の案内が少なくロビーだと思った方から入ると裏口のような所でガランとしている。どうやら地下から入ったようでホールの中を歩き上へ進むとやっとホテルのロビーに出る。カウンターでチェックインし、部屋へ案内してもらう。部屋は14階のデラックスツインで大阪湾に面していて良い眺めだ。
少し休んでからまだ夕食の時間には早いからどんなレストランがあるか下見に行く。まずは最上階に行くと中華の高級レストランがある。メニューを見ると今まで食べたことが無いほどの値段で溜息が出そうだ。1Fにちょっと高いが雰囲気の良さそうな和食の店、「彩(いろどり)」と、それから地下に行くと和食の旬菜ブッフェやリーズナブルなイタリアンの店などがある。1Fの和食の店ではステーキもあり、それが良さそうだなと見当をつけて部屋に戻る。テレビを見たり景色を眺めたりして時間を潰し先ほどの地下の和食の店に行くと席が一杯で9時前くらいにならないと空かないらしい。他の店にするかも考えたがまだそれほどお腹が空いているわけではないので一旦部屋に戻る。
9時少し前に下りていくと空いていて席に案内してもらう。地下一階だが外に池があり暗くて何もいそうにない。メニューを見ると先ほどまで店の前に書いてあったステーキのコースがなくなっている。残念。かわりに蟹の会席コースがあり、それにする。食前酒に私はビール、神さんは梅酒を頼む。最初に運ばれてきた先付を食べながらビールを飲む。料理はどれも美味しくさすが高級レストランだ。前菜の鯛のおすしもおいしいかったし、お吸い物の味もすごくいいし、かにのしんじょもおいしい。何気ないカブの煮物でもふっくらと煮てあり他では食べれない美味しさだ。焼き物は豪華にかにだった。
少し飲み足りなく日本酒を飲むことにする。メニューを見て雪の松島という大吟醸を頼む。運ばれてきたお洒落なガラスの徳利からおちょこに注いで飲む。美味い。味わいがあり、度が強く後から回ってくる感じだ。メインの蟹料理も会席だから量は少ないが実がたっぷり詰まった上物で美味しい。かにの雑炊もすごくおいしくて、残さずに食べたらお腹がいっぱいになった。料理の合間に池を見ると最初は何もいないかと思っていたが金魚や小さな鯉がいるのが見える。暗い池にレストランの明かりが映りその中に小さな魚が泳いでいるのを見るとほのぼのしてくる。一通りの料理を食べ終わりデザートを食べるとすっかり満足する。
お腹が落ち着いてから、今度は28階の展望ラウンジへ向かう。さすがに夜景がきれいだ。カクテルを飲もうと思ったがさっぱり分からない。ウエイターに相談して飲みやすいものを頼む。私はダイキリを頼み、神さんはピンクグレープフルーツのカクテルを頼む。おいしかったが、神さんのはグラスが普通の酎ハイを飲むような形でカクテルっぽいグラスじゃなかったので少し残念らしい。
翌日、朝6:30からおきて、USJに行くフェリーの時間に合わせて朝食をとりに行く。メニューが豊富でびっくり。フレークひとつとっても数種類のものがドライフルーツとともにおいてあるし、パンもフランスパンやドイツパン、クロワッサンや数種類のデニッシュ、マフィンまでがそろっている。その他に、カリカリのベーコンやウインナーや、卵のメニューなどもたくさんある。少しずつとってまたもやお腹いっぱいになるまで食べてしまった。しかもどれもこれもおいしい。
食事のあと出かける仕度をしてロビーでチェックアウトをして待っていると、フェリーの時間が、チェックインした時に聞いた時間と違っていることが判明。本当の時間まで1時間以上ある!仕方がないので再度、部屋に入れてもらって待つ。
気を取り直して再度出かける。バスに乗り船着場に到着する。しかしそこにある船は小さな船でしかもボロい。大阪の一大テーマパークと提携しているホテルを結ぶ乗り物としては雰囲気ぶち壊し。海を渡りUSJについてみるとチケットを買う人で長蛇の列。私達は宿泊にチケットがついていたのでさっさと入場の列に並ぶがこちらも長い列で、少しずつしか進まない。中に入って急いでブックレットを買いに行く。ブックレットは人気のあるアトラクションを待たずにすぐ乗れる優先チケットで4枚ものと7枚ものがある。その列に並ぶが、すでに7枚ものは売り切れ。仕方なく4枚のものを買う。全部のアトラクションを見切れるか不安。
ブックレットを何とか手に入れて、とりあえず「ジョーズ」ヘ。船に乗って回るタイプのもので、ガイドがライフルを持っていて、発砲にあわせて波しぶきがたつのがよく出来ている。ガイドのおしゃべりもユーモアがあって面白い。作り物だと分かっていてもでかいホオジロザメが襲ってくるシーンはなかなか迫力がある。次に「ジュラシックパーク」に行く。ジェットコースターのような乗り物でパーク内を回る作りになっていて、最後にティラノサウルスの顎に噛まれそうになりながら落ちていくのだがその先が池なので盛大に水しぶきを上げて突き進む。迫力があってすごい。次は時間を合わせて「ウォーターワールド」へ。役者さんがふざけて何度も、濡れるとされている前の方のスペースに座っている人にバケツの水をかける。容赦がない。濡れるところじゃない席の人だって当然濡れるんじゃないかなあ?この日の気温は結構低いから、それだけでもすごい。USJのアトラクションは濡れるものが多い。狭いスペースを水上バイクが走るのは迫力がある。次々起こる爆発やセットの中に飛行機が落ちてきたりとかなりの迫力。面白かった。このあたりはブックレットがなくてもそんなに待たずに乗れた。
次はブックレットをつかって「バック・トゥ・ザ・フューチャー」へ。これは席がゆれるのと3Dの組み合わせ。お馴染みのデロリアンに乗って恐竜の時代にタイムトリップする構成になっている。激しい動きと映像で結構迫力があった。3Dの技術は大きく進化しているなあ。そして、見てみたかったバックドラフトへ。炎はやはり迫力があった。通路を移動しながら見るタイプで、化学工場の中で火災が起こる仕掛けになっている。実際に大量のガソリンを燃やして炎が上がると、本当に熱さを感じ、足元がガクンと揺れたりして臨場感がある。ここを出てお昼にする。どこも混んでいて高そうだから手軽な肉まんと、春巻きを食べ、次へ行く。「ターミネーター」は、ガイドのお姉さんの大げさな演技が面白かった。これも3Dで席に座ってみるタイプ。舞台の上のスクリーンからターミネーターが出てくるような感じで迫力があった。実際の人間の役者と映像が入り混じっているのも面白かった。
場内はそろそろ混んできていて、待ち時間が長くなってきていた。スパーダーマンも3D。スパーダーマンの動きが浮き上がって見えてリアル。高層ビル群の中を蜘蛛の糸にぶら下がって動き回る感じが良くできている。水しぶきとかが飛んでくるのもリアルだ。次はETに行く。乗り物が、自転車6台連なっているような形なのが面白い。映画のETみたいに空中を飛ぶ感覚で下を見るところも面白いかも。ディズニーランドで言うところのリトルワード。最後にシュレックを見た。本当はセサミストリートを楽しみにしていたんだけど、午後はシュレックに変わってしまうと聞いてがっかり。うーん残念。シュレックは4D。水しぶきや感触やにおいを体感する。それが結構リアルで足に何かが当たっていったり、水が飛んできたりで、面白かった。
気が付けば結構時間がたっていて、閉館30分前。あわててお土産を買う。USJのエントランス部分のイルミネーションがきれいだったので、写真を撮る。門のところのセサミのエルモがかわいかった。入場した際に7枚もののブックレットが売り切れで全部見れるか不安だったがほぼ見たいものは全部見れて満足。
道に迷いながらいったんホテルへ向かう。二日目は安い所を探し、ビジネスホテルのホテル法華クラブ大阪という所だ。ロビーを入ってみると新築で結構いい雰囲気のホテルだ。部屋に荷物を置いてフロントで近くの地図をもらい外へ出る。夜の梅田へ向かう。観覧車のあるHEP FIVEの近くで、ラーメン屋さんに入る。結構混んでいる。チリ産の紅塩入りラーメンを食べる。おいしかった。シナチクとキムチが食べ放題になっていてそれもおいしかった。紅塩を入れると、ラーメンに浮いた油が朱色になるようだ。塩自体は薄いサーモンピンク。そのあとHEP FIVEビルの屋上にある観覧車に乗る。観覧車がビルの屋上にあるとは珍しい。ゆっくりと上っていくと大阪の環状線や大阪湾の明かり、ちょっと離れて大阪城も見える。すごくきれいだ。一周回って降りてから翌朝の朝ごはんをコンビニで買ってビジネスホテルに戻る。このホテルを選んだのは展望露天風呂があるからで早速お風呂に向かう。12階の展望風呂に入ると高度が足りないから近くのビルしか見えない。女風呂は全く外が見れない作りらしい。風呂から出ると疲れたからすぐ寝る。
三日目は朝起きてから昨日コンビニで買ったおにぎりを食べてチェックアウトする。梅田の地下商店街で喫茶店に入りコーヒーを飲む。少し地下街を歩いていると可愛い紙風船を売っている店が目に入り、子供たちに土産に買う。難波に向かい一番有名なたこ焼や「おおだこ」に向かうが相変わらずすごい行列だ。近くでちょっと行列になっているたこ焼では珍しい出汁が別に付いてくるたこ焼きも売っていて、ソース味のほかに醤油味のたこ焼がある店があり、そこで買ってみる。食べてみるとさっぱり味で旨い。少しぶらぶらしてから映画に行こうかとも思っていたが道頓堀商店街というビル全てが昭和初期風の商店街になっている所に入る。入場券でビルに入ると出るまでどの店もカード一枚で飲食ができ、出る時に清算する仕組みになっている。入ってすぐに記念写真を撮る。最初にアイスクリーム屋に入り帆立貝の形のアイス最中を食べる。ゴマ味と、蜂蜜味。さっぱりしていて旨い。次にイカ焼きを食べた。”商店街”の3階でホールや周囲の建物の屋根の上のテラスのようなところを使い、それから宙吊りでお芝居を見せてくれる道頓堀歌劇団というのがあるのだが、開演までに時間があるので、中のお土産屋で、レトロな物やそこだけの限定グッズなどのお土産を見た。懐かしいタバコチョコなど、子供たちへのお土産を買う。それからコロッケやたこ焼を食べたりして待つ。時間が来て商店街の最上階で結婚劇を見る。役者たちが喜怒哀楽を大阪らしく大げさに表現して面白い。見物人参加の劇なので見物人も仲人や結婚式の出席者として扱われて、身振りを練習させられて、ところどころで演技?させられるのであった。
次に若手吉本芸人が出演する舞台、えびす座に入る。テレビでは見ない芸人だが3組の出演全てが面白い。テレビに出ている下手な芸人よりずっと上手くて笑える。はじめに撮った写真が良く撮れていてレトロな感じが良かったので購入。最後に牛すじのどて焼きを食べて外に出る。もうお腹一杯だ。またしばらく商店街をぶらぶらしてコインロッカーに荷物を預けてある梅田に戻る。せっかくだから梅田の商店街を少し歩いてナムコがやっている餃子タウンがあり、そこに入る。レタス巻きのようなものや水餃子、焼き餃子など三店の餃子を食べる。どれも旨いのだがお腹一杯だ。それでも同時に開催されていたチョコレートのイベントのケーキも食べて外に出る。さらに商店街を歩いていると1枚150円と格安のキャベツ焼きというものを食べる。中身はお好み焼きの具がキャベツだけしか入っていないものだが、シンプルで結構旨い。時間はまだ早いがさすがにもう何も食べれそうになく十分遊んだから浜松へ帰ることにする。夕飯においしそうな幕の内弁当を買って新幹線に乗る。少し時間を置いてから弁当を食べる。弁当にしてはいい値段したもので結構旨い。
こうして二泊三日の水晶婚旅行は終わる。普段はとにかく節約、節約を徹底しているが今回はかなり贅沢をしてしまった。たまにはこれもいい。USJも満足したし、大阪での食べ歩きも楽しかったし夫婦二人で時間を過ごすことも久しぶりで良かった。次は20年目の磁器婚式を目指そう。
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ハイアットリージェンシー大阪の部屋から見た夜景。
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お馴染み、バックトゥザフィーチャーのデロリアンの前で。
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ウォーターワールドのショー。軽飛行機が突っ込んで凄い迫力。最前列のお客さんはびしょ濡れになる。
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その2.基地の炎上シーン。熱気が伝わる。
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ゲートをバックに記念写真。
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道頓堀極楽商店街の中は昭和初期をイメージしている。
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やはり大阪といえばたこ焼きでしょう。
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道頓堀極楽商店街の中。帆立貝の蜂蜜最中アイス。
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