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1ドル110円を切る円高になった。円をドルに換えて送金する絶好のチャンスだ。しかし僕は120円を切ったところで、ほとんどすべての円をドルに換えてしまった。チャンスを逃してしまった。それにしてもどうしてこんなに円が強いのか不思議でしょうがない。円を買っても利息はほとんど付かない。ドルを持っている輸出業者が社員の給料を払うためにドルを円に換えているのだろうか。そんなに輸出が盛んなのだろうか。
ニュースでは米国の財政赤字と日本の景気回復を理由にしているようだが、どうも納得できない。日本の財政赤字だって相当なものだし、日本の景気回復も米国経済頼みのようなことが報じられている。やはり円を投機の対象にしたヘッジファンドのようなグループのしわざなのであろうか。そうであればやがて円安に大きく振れると思われる。
それにしても円ドル相場はいつも動き始めると、大きく動く。以前円が1ドル150円近くに迫っていた時、1ドルは240円になるという本の広告が大新聞に掲載された。その日から円は暴騰を始め、あっという間に140円、130円、120円となってしまった。その本は売れたのだろうか。その後その本の広告を見かけなくなったので、在庫の山ができたかもしれない。
円高になると、輸出業者は受け取る代金を円に換えると目減りするので、経営が苦しくなる。輸出が中心の日本経済には打撃だ。自国通貨が高くなって経済危機になるというのも世界的に見ても珍しいことではないだろうか。
アジア経済危機が起きた時、経済危機に陥ったタイや韓国などでは自国通貨がドルに対し暴落している。自国通貨の暴落は輸出にはメリットがある。輸出代金のドルを自国通貨に換えると手取りが膨大になるからだ。自国通貨の暴落で経済危機が生じ、それが同時に経済回復に役立っているということになる。
しかし日本の場合、自国通貨の高騰つまり円高で経済危機に陥るという状況だ。円高だと輸出中心の日本経済は回復が難しくなるような気がする。円安ドル高は日本経済にとってなくてはならない要素だ。日本の景気を回復させるためには、円をドルに対して暴落させればいいと言っていた人もいた。
将来ハワイで使うために、円高の今ドルをハワイに送金しておくことは賢明かもしれない。その行為は円高を食い止めようとする日本政府の政策にも合致することになる。1400兆円に上ると言われている日本の個人金融資産の一部がドルに換わるだけで効果が出そうだ。
仮にもっと円高になったとしてもハワイに送金したドルをハワイで使うのであれば、為替差損も差益も生じない。株はその会社が倒産すればゼロになるが、ドルは米国が破産しない限りゼロにはならない。株を買うよりドルを買うほうが安全だし、日本のためにもなる。
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