| ライディストとともに屋敷を出たアリステーゼは「コンクパール」の偽名を得ます。その夜、ライディスト一行は盗賊の襲撃に遭います。戦いのさなか、≪黒竜の水晶≫が思いがけぬ現象を引き起こしました。 |
三人の地球人とアリステーゼを含めたライディストはミュセアに立ち寄りますが、ここでも彼らは昨夜の盗賊と出くわすことになってしまいます。盗賊に襲われた茴香たちを救ったのはミュセアの長の若君であるセイレナーンでした。 |
ロイは父アドレインと數年ぶりに顔を合わせることになりますが、ふたりにとってこの再会はあまり愉快なものではありませんでした。この夜、またもや昨夜の盗賊団がライディストの前に姿を見せます。しかし、度重なる襲撃には深い事情が隱されていたのです。 |
カリッツァは元竜騎士でした。しかも茴香の竜キィの以前の主人であったユリニエールのことも知っていたのです。竜騎士だった頃のカリッツァを知っているアドレインは、彼に茴香の護衛としてライディストに加わることを提案しました。 |
一行はその夜のうちにミュセアを出ようとしますが、出発の間際にセイレナーンがもう一度茴香に会いに来ます。セイレナーンの意味ありげな言葉はその後も茴香のなかで引っかかったままになってしまいました。一方、カリッツァは玲にある提言をしてきます。 |
ミュセアをあとにしたその夜、茴香はユリニエールと自分の関わりについて考えていました。翌日、カリッツァの騎竜レーヌの夫シユバリエがカリッツァのもとに現れます。出産のためにカリッツァのもとを離れていたレーヌに子が誕生したのです。カリッツァは昴を連れて竜の子の誕生を祝いに行くのですが、ふたりと竜の家族は、竜の子の誕生の情報を得たらしい呪力者の襲撃に遭ってしまいます。 |
呪力者の襲撃に立ち往生する昴たちに助力を申し出たのはシェルファーラでした。一方、ライディスト本隊では別の騒ぎが起きていました。ロイの甥にあたる男の子が一台の馬車のなかに紛れ込んでいたのです。 |
女魔法使いの勘でカリッツァと昴の窮状を察知しつつも身動きがとれずにいた茴香に助けの手をさしのべたのはクリスナウルです。クリスナウルが発動させた転移魔法は、茴香とキィ、そしてクリスナウルの三人を昴たちがいる場所へと運ぶのでした。 |
襲撃者のひとりであるクレシアスの魔法で昏倒したキィを救いたいという一心で発動した茴香の魔法は、思わぬ結果を招きます。クレシアスの正体は、姿を見せた竜騎士団の者たち、そして茴香と昴が驚くに値する人物でした。 |