| Q81 |
「文明への最初の一歩」のきっかけとなったものは何だと考えていますか? |
麦。
小さな野生の麦の品種改良や、農耕のはじまりが、文明の第一歩となったのでしょう。 |
| Q82 |
あなたが興味を持っている地域や時代の人たちがもっと環境に気を配っていたならば、その地域の歴史や風土はどんなふうになっていったと思いますか? |
中東近辺の砂漠化は、現代これほどまでには進まなかったかもしれませんね。
少なくとも、レバノン杉の森は無事にその姿を現代に留めているはず…。 |
| Q83 |
ひとつの土地の、古代文明がリアルタイムで栄えていたの風景と現在の風景を比較してみて、なんらかの衝撃を受けたことはありますか? |
同じ場所が、時と歴史のなかでどんなに変化したのかということを見ると、やはり「時間の流れの重さ」を思い、時には、一瞬、息をするのも忘れてしまいそうな感覚に陥ることもあります(注:実際に無呼吸をやっているワケではありません。念のため)。
見るも哀れな姿になり果ててしまったレバノン杉の木立や、イースター島のモアイ像のような遺跡を見ると、「人間の愚かさって、時を経ても変わらないところもあるのかなぁ…?」という思いで、胸が痛くなることもあります。 |
| Q84 |
古代文明世界に起きた数々の出来事には、歴史書の記し方のおかげで後世の人に(善くも悪しくも)誤解されてしまったエピソードや事件があると思いますか? |
エジプトのピラミッド建設の現場。
実際にはこれって、ナイルの増水期の失業対策と、国家の一致団結を目的としての事業を兼ねたものだったので、映画世界などで描写されるほどに悲劇的な状況じゃなかったらしいんですよね☆ |
| Q85 |
古代文明世界に栄えた国や街、都市国家には、歴史書の記され方のおかげで後世の人に(善くも悪しくも)誤解されてしまった場所は存在すると思いますか? |
アッシリア帝国がその類でしょうか。
この国は、「高祖が国を作った頃から、カルデア・メディア連合軍に滅ぼされるまで、「従わない者には容赦のない人非人的国家だった」と思われているけれど、実際にその評判どおりの状況だったのは、ティグラトピレセル王に代表される数人の執念深い王様が統治していた時くらいのものらしいんですよね…。 |
| Q86 |
古代文明世界に生きていた人のなかには、歴史書の記され方のおかげで後世の人に(善くも悪しくも)誤解されてしまっている人はいると思いますか? |
ごめんなさい…
「誤解された気の毒な人」の個人名が、ちょっと、ぱっと出てきません… |
| Q87 |
古代文明世界に起きた事件のなかで、思わず笑ってしまったことはありますか? |
ラムセス三世の時代に起きた、記録に残る世界最初のストライキ。
詳細は不明ながら、なんだかちょっと、ウケてしまいました★
トロイアがあったであろう地に立ったアレクサンドロスだ王とヘファイスティオン君が、ふたりでアキレウスとパトロクロスを真似ている図を読んだ時、そのシーンを想像してしまい、なんとも微笑ましい気分になったことを記憶しています。
それをしていたのが英雄王だったことで、余計にその図が可愛く映ったのかも…。 |
| Q88 |
古代文明世界に起きた事件のなかで、印象的なことはありますか? |
空中庭園のエピソードでしょう。
奥様への愛の証として作った庭園が、後に世界七不思議のひとつとなって―ですものね〜。 |
| Q89 |
古代文明世界に起きた事件のなかで、泣けてしまうようなことはありますか? |
具体的な出来事でなくて恐縮なのですが―
息子エッサルハドン王のために必死になったアッシリアのナキア王妃や、ハッランの女神官アッダ・グッピ、ハリカルナッソスの戦士女王アルテミシアなど、女傑として歴史に名を残している女性たちや、フェニキアのイゼベルなど、数奇な運命をたどることになった女性たちの生き方そのものでしょう。
「男性を凌駕する強さと、叡智と、美しさを兼ね備えた女王たち。まさに女の鑑のよね〜!」という感嘆の思いとともに、華々しい記録の奥に隠された、「彼女たちがそのような生き方を選ぶことになった事情や歴史的背景」などを思うと、やはりなんだか…ね。
古代文明の時代に限らず、いつの時代も女傑という存在って、男性の英雄よりもずっと重い宿命を負っているように思えます… |
| Q90 |
古代文明の世界に起きた事件のなかで、頭に来るようなものはありますか? |
ポンペイで悲劇が起きた時…
「そのまま放っておいたら確実に助からない」とわかっていたのに放っておかれた人たちがいた…という事実。
その瞬間、せめて鍵が開いていたなら―と思うと…ね。 |